Intelがx86 ISA(Windowsの旧来のアプリケーションプラットフォーム)をエミュレートして他社のCPUを含むSoCなどで動作させることに危機感を感じ、IntelがWindows10で行われようとしているQualcommのARM SoCでのx86エミュレーションに対して「特許侵害」で提訴しようとしている。
方々へ触手を伸ばすMicrosoftではなく何故にQualcomm??
Intel、「x86のエミュレーションは特許侵害」 ARM版Windows 10に牽制か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170611-00000009-zdn_n-sci
どう考えてもQualcommよりMicrosoftがIntelを袖にして「ARM系SoC」へ触手を伸ばしているだけのような気がするのですが。なぜそこでMicrosoftではなくSoC提供元のQualcommなのでしょうね?
簡単に考えてもMicrosoftはWindows10でx86を捨ててUWPに移行したがっており、そこに来て元は小型携帯端末向け低消費電力SoCであるARM系SoCの性能がIntelのメインストリームCPUの中くらいよりチョット上のクラスのCPUに匹敵する性能を発揮するようになった事でWindows10を広めたいと考えるMicrosoftにとっては絶好のシェア拡大のチャンスになることは明白。
またARM系SoCの消費電力はIntelのデスクトップ版CPUのソレよりも格段に低い。しかも1チップにごちゃごちゃと普通のPCならマザーボードに載せるはずの周辺機能の多くを1チップ化することでシステムをかなり小型化しています。
そこでMicrosoftは知恵を絞って過去の旧アプリをARM系SoCで動作させようと躍起になっているのです。今後失われるであろうWindows10上でのx86 旧アプリプラットフォームならばあと10年くらいはエミュレーションで「辛うじて動作させ」ていづれ消滅させればいいと考えているのでしょう。まぁQualcommもSoC内部にコッソリx86ハードウェアエミュレーション機能を搭載し始めたのも理由ではありますがw
だって小型で低消費電力なのでバッテリ動作で稼働時間も長いとくればスマホ感覚でWindows10を「世界中にばら撒ける」と考えるのは想像に安いでしょう。そうなるとIntelは一気にWindows10搭載PCへの自社製品のシェアを「ARM系SoC製造者(今回はQualcomm)」にごっそり奪われることになります。
Intelとしては非常に面白くない。だが最大の供給先のMicroaoftには喧嘩を売れない。だって「じゃあMicrosoftはARM SoC一本で行きます」とへそを曲げられたらお終いだからw
と言うことで喧嘩の矛先をAMDや過去のCyrixなどに向けてMicrosoftの目先の岐路を潰していたという訳です。今回はQualcommにその矛先が向いたと言うわけです。
みんなMicrosoftの浮気性というか定まらない方向性のせいで製造業者やPC業界全てに悪影響を及ぼしていると考えてしまうのは私だけでしょうか?www
方々へ触手を伸ばすMicrosoftではなく何故にQualcomm??
Intel、「x86のエミュレーションは特許侵害」 ARM版Windows 10に牽制か
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170611-00000009-zdn_n-sci
どう考えてもQualcommよりMicrosoftがIntelを袖にして「ARM系SoC」へ触手を伸ばしているだけのような気がするのですが。なぜそこでMicrosoftではなくSoC提供元のQualcommなのでしょうね?
簡単に考えてもMicrosoftはWindows10でx86を捨ててUWPに移行したがっており、そこに来て元は小型携帯端末向け低消費電力SoCであるARM系SoCの性能がIntelのメインストリームCPUの中くらいよりチョット上のクラスのCPUに匹敵する性能を発揮するようになった事でWindows10を広めたいと考えるMicrosoftにとっては絶好のシェア拡大のチャンスになることは明白。
またARM系SoCの消費電力はIntelのデスクトップ版CPUのソレよりも格段に低い。しかも1チップにごちゃごちゃと普通のPCならマザーボードに載せるはずの周辺機能の多くを1チップ化することでシステムをかなり小型化しています。
そこでMicrosoftは知恵を絞って過去の旧アプリをARM系SoCで動作させようと躍起になっているのです。今後失われるであろうWindows10上でのx86 旧アプリプラットフォームならばあと10年くらいはエミュレーションで「辛うじて動作させ」ていづれ消滅させればいいと考えているのでしょう。まぁQualcommもSoC内部にコッソリx86ハードウェアエミュレーション機能を搭載し始めたのも理由ではありますがw
だって小型で低消費電力なのでバッテリ動作で稼働時間も長いとくればスマホ感覚でWindows10を「世界中にばら撒ける」と考えるのは想像に安いでしょう。そうなるとIntelは一気にWindows10搭載PCへの自社製品のシェアを「ARM系SoC製造者(今回はQualcomm)」にごっそり奪われることになります。
Intelとしては非常に面白くない。だが最大の供給先のMicroaoftには喧嘩を売れない。だって「じゃあMicrosoftはARM SoC一本で行きます」とへそを曲げられたらお終いだからw
と言うことで喧嘩の矛先をAMDや過去のCyrixなどに向けてMicrosoftの目先の岐路を潰していたという訳です。今回はQualcommにその矛先が向いたと言うわけです。
みんなMicrosoftの浮気性というか定まらない方向性のせいで製造業者やPC業界全てに悪影響を及ぼしていると考えてしまうのは私だけでしょうか?www