更新:2019年11月09日
執筆開始。この記事は随時追記変更されます。
レトロPCのケースを使ったWindowsPC
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PC-9801UV11の筐体を使ったPC(加工中)
本機はNECが1988年に発売されたPC-9801の小型版です。現在から数えてなんと31年前のPCということになります。購入当時まだ起動可能でしたがインテリアとしてのPC-9801風WindowsPCを製作するべく内部基板や電源を外して保管し、ケースを改造してWindowsPC用のパーツを内臓しました。
筐体
本機筐体サイズは305mm×240mm×95mm(改造後インシュレータ含む)で現在の小型デスクトップPCと同等の大きさです。外観にある3.5インチFDDはフロントフェイスだけのフェイクでアクセスLED窓にLEDを取り付けマザーのアクセスランプと増設ストレージのアクセスLED1基分を表示可能。
マザーボード
本機はマザーボードにSTX規格を採用しオンボードデバイスのみの比較的小規模な演算能力を必要とする作業向けのPCとして加工しています。
対応マザー
・ASRock H110M-STX
第6-7世代 Intel® Core™ i7/i5/i3/Pentium®/Celeron® LGA1151
上記マザーボードは65W CPUに対応。バックパネルはメッシュ板切り抜き一体加工なため他のマザーボートとは互換性が無い。また上記マザーボードのVGAポートを取り外して改造しています。
CPU
本機に搭載しているCPUは第7世代Core i3-7100。
Intel CPU Core i3-7100 3.9GHz 3Mキャッシュ 2コア/4スレッド LGA1151 51W
CPUクーラーはDESKMINI110購入時付属を流用。最大発熱65~70度程度。
メモリ
本機に搭載しているASRock H110M-STXはDDR4-2133およびDDR4-2400に対応。
現在DDR4-2400 4GB×2枚の8GB搭載。
グラフィックス
搭載CPUに依存。
ストレージ
本機の搭載マザーは
・M.2 PCIe Gen3x4 MKey NVMe 2280 SSD×1
SUMSUNG 960 EVO 250GB
・SATA HDD/SSD×2(ケーブルが無いため本機実装は1基のみ)
SATA-MSATA変換経由 SUNEAST 512GB SE800 mSATA SSD
増設ストレージ
本機にはUSB3.0接続HDD/SSD用4ポートUSB3.0 HUBを内臓。3.5インチベイに専用2.5インチ変換ブラケットを使用し最大4基の2.5インチSSD/HDDを内臓可能。そのほかにUSB3.1ポートに1基のUSB3.0接続SSD/HDDを接続可能。いずれもUSB3.0 SATA変換ケーブルを使用して接続。
・USB3.0 TypeCポート
CFD CSSD-S6M256CG3VZ 256GB SSD
・USB3.0 HUBポート
現在未接続
フロントI/O
・USB2.0×2
リアI/O
・DC19V 10A(MAX)ジャック
・USB2.0×1
・USB3.0 TypeA×1
・GigaBit LAN×1
・HDMI×1(音声出力兼用)
電源投入フロー(PC起動)
本機は主電源とPC POWERを分離して別操作で起動します。
①本機POWERボタンを押してマザーと増設ストレージに電源を投入
②本機RESETボタンを押すことでPC起動
上記の操作は本機のケース構造のための措置。また電源を直接入り切りしているため電源断時に待機電流が流れないため省電力です。シャットダウンは上記操作を逆順で実行する。PCの起動状態はフロントUSBポート横にあるLEDにて確認できる。
実行可能OS
・Windows7 Home/Professional SP1 32Bit/64Bit
・Windows10 Home/Professional(無印) 32Bit/64Bit
現在Windows7 Professional SP1 64Bitをインストールし使用中。
禁則事項
本機マザーボードに電源が投入されていない状態でUSBポートにセルフパワーUSB HUBなどの5Vを印加してはならない。内部回路に5Vが逆流し起動不能に陥る。(復旧可能だが要マザー取り外しな為、非常に面倒である)
執筆開始。この記事は随時追記変更されます。
レトロPCのケースを使ったWindowsPC

PC-9801UV11の筐体を使ったPC(加工中)
本機はNECが1988年に発売されたPC-9801の小型版です。現在から数えてなんと31年前のPCということになります。購入当時まだ起動可能でしたがインテリアとしてのPC-9801風WindowsPCを製作するべく内部基板や電源を外して保管し、ケースを改造してWindowsPC用のパーツを内臓しました。
筐体
本機筐体サイズは305mm×240mm×95mm(改造後インシュレータ含む)で現在の小型デスクトップPCと同等の大きさです。外観にある3.5インチFDDはフロントフェイスだけのフェイクでアクセスLED窓にLEDを取り付けマザーのアクセスランプと増設ストレージのアクセスLED1基分を表示可能。
マザーボード
本機はマザーボードにSTX規格を採用しオンボードデバイスのみの比較的小規模な演算能力を必要とする作業向けのPCとして加工しています。
対応マザー
・ASRock H110M-STX
第6-7世代 Intel® Core™ i7/i5/i3/Pentium®/Celeron® LGA1151
上記マザーボードは65W CPUに対応。バックパネルはメッシュ板切り抜き一体加工なため他のマザーボートとは互換性が無い。また上記マザーボードのVGAポートを取り外して改造しています。
CPU
本機に搭載しているCPUは第7世代Core i3-7100。
Intel CPU Core i3-7100 3.9GHz 3Mキャッシュ 2コア/4スレッド LGA1151 51W
CPUクーラーはDESKMINI110購入時付属を流用。最大発熱65~70度程度。
メモリ
本機に搭載しているASRock H110M-STXはDDR4-2133およびDDR4-2400に対応。
現在DDR4-2400 4GB×2枚の8GB搭載。
グラフィックス
搭載CPUに依存。
ストレージ
本機の搭載マザーは
・M.2 PCIe Gen3x4 MKey NVMe 2280 SSD×1
SUMSUNG 960 EVO 250GB
・SATA HDD/SSD×2(ケーブルが無いため本機実装は1基のみ)
SATA-MSATA変換経由 SUNEAST 512GB SE800 mSATA SSD
増設ストレージ
本機にはUSB3.0接続HDD/SSD用4ポートUSB3.0 HUBを内臓。3.5インチベイに専用2.5インチ変換ブラケットを使用し最大4基の2.5インチSSD/HDDを内臓可能。そのほかにUSB3.1ポートに1基のUSB3.0接続SSD/HDDを接続可能。いずれもUSB3.0 SATA変換ケーブルを使用して接続。
・USB3.0 TypeCポート
CFD CSSD-S6M256CG3VZ 256GB SSD
・USB3.0 HUBポート
現在未接続
フロントI/O
・USB2.0×2
リアI/O
・DC19V 10A(MAX)ジャック
・USB2.0×1
・USB3.0 TypeA×1
・GigaBit LAN×1
・HDMI×1(音声出力兼用)
電源投入フロー(PC起動)
本機は主電源とPC POWERを分離して別操作で起動します。
①本機POWERボタンを押してマザーと増設ストレージに電源を投入
②本機RESETボタンを押すことでPC起動
上記の操作は本機のケース構造のための措置。また電源を直接入り切りしているため電源断時に待機電流が流れないため省電力です。シャットダウンは上記操作を逆順で実行する。PCの起動状態はフロントUSBポート横にあるLEDにて確認できる。
実行可能OS
・Windows7 Home/Professional SP1 32Bit/64Bit
・Windows10 Home/Professional(無印) 32Bit/64Bit
現在Windows7 Professional SP1 64Bitをインストールし使用中。
禁則事項
本機マザーボードに電源が投入されていない状態でUSBポートにセルフパワーUSB HUBなどの5Vを印加してはならない。内部回路に5Vが逆流し起動不能に陥る。(復旧可能だが要マザー取り外しな為、非常に面倒である)