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Channel: goo blog Hone.のたま~に戯言
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ちょいとPCを自作してみようかとマザーを選んでみた

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 以前の記事でタッチ液晶パネルやケースなどを通販しましたが、肝心のマザーボードが手持ちではDiginnos DG-STK4D(ドスパラのスティックPC)しか無かったので分解してマザーボードを取り出してみました。

本機は設計上に不具合があり何かと誤動作が絶えない製品ですが、不具合の内容と回避策さえ理解できれば活用は難しくはありません。

冷却方法や電源の問題、構造上の不具合などを解決しないといけないのですが。

マザー表側

部品が多く載っている

本機の構成は
SoC
 Atom x5-Z8550 4コア4スレッド 1.44-2.4GHz 2MBキャッシュ
メモリ
 DDR3L-1600 4GB (2GB×2 デュアルチャンネル接続)
ストレージ
 eMMC 32GB
 micro SD/SDHC/SDXC
USB
 USB3.0×2
映像・音声出力
 Intel HD Graphics 400 200-600MHz 実行ユニット12基
 Intel SST Audio Device
 HDMI (音声出力も含む)
ネットワーク
 WiFi IEEE802.a/b/g/n/ac + Bluetooth 4.0

このボード1枚でPCに必要なものがほぼ揃っています。あとは電源やモニターなどの周辺機器を組み合わせれば単独のPCとして完成できます。

マザー裏側

部品が少ない

 問題は基板だけでは固定が出来ないと言う構造上の問題があり、元のケースではSoCの放熱に問題が出てしまうため使いたくないのが本音です。

たとえばSoCのCPUとGPUが共に100%の負荷が発生した場合、元の冷却機構では発熱が100度を超えて誤動作の末に再起動します。

所謂放熱能力が足りていない製品です。

本来の電源入力位置?

USBコネクタでは電源容量が足りない

しかも電源アダプターの定格では本機が最高負荷に達したとき電流不足で誤動作して再起動を起こします。

省電力設定を最大限に設定(パフォーマンス最低状態)にしてようやく使えるかな?と言うレベルです。

余裕の冷却能力と電源容量さえあれば問題は起きません。

「ある程度対策をした筐体」とマザー


Atomが「使えない」と良く言われますが、多くは回路設計や熱設計に問題がある製品ばかりでSoC本来の性能を100%発揮できないがために損をしていると言えます。

OSが重いなら改変して軽くすれば「けっこう」使えるようになりますし、ソフトウェアも無理なハードウェアを要求する物意外はちゃんと動作するので利用しない手は無いと考えます。

せっかく稼動状態で本機があるのですから活用して立派にPCとして復活していただきましょう(笑)

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