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WSUS Offline Updateを使ったWindows7の更新

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更新:2017年07月02日
 記事更新
 WSUS Offline Update 11.0が公開されてます。
 WSUS Offline Updateは最新のものをダウンロードして実行してください。

この記事は手放して放置しておくだけでWindows7の「重要更新」をインストールしてくれる便利ツール
WSUS Offline Updateの使い方の説明です。

WindowsUpdateの不具合でも役に立つ神ツールと言っても過言ではありません。

WSUS Offline Updateをダウンロードし展開する


 http://download.wsusoffline.net/
上のURLのからダウンロードできます。右側のVersion ??.?.?(水色)の部分がリンクになっています。
(2016年06月19日現在 wsusoffline1063.zip というファイルがダウンロードできます)
このツールは頻繁に更新されますので定期的にチェックすることをお勧めします。
WSUS Offline Update実行時にバージョンアップするかの確認も表示されます。


ダウンロードした圧縮ファイルを展開した状態。(画像小さいですが)

更新プログラムの取得
 展開したフォルダ内に UpdateGenerator.exe がありますので実行します。
(フォルダ構成はそのまま触らずに実行します)

更新プログラムの取得設定

UpdateGeneratorを起動した状態。

 ここで欲しい更新プログラムを選択します。
Legacy productsを選択することでVistaとかの更新プログラムもダウンロードできるそうです。(これは未確認です)

Windows7 / Server 2008 R2 (w61 / w61-64)
x86 Global(32Bit版) 又は x64 Global(64Bit版) のどちらか、または両方を選択します。

Options
 Optionsに関しては構築したい環境によって変化しますので必要なものを選択してください。

 C++ランタイム
 サービスパック(SP1の追加更新含む)
 .NET Framework
 ディフェンダーの追加ファイル
 など

ダウンロード前の注意として
 32Bit、64Bit両方ダウンロードすると容量が4GB以上になります。
ダウンロードの開始はウインドウ左下の「START」をクリックします。

ダウンロード実行

ダウンロードはコマンドプロンプト内でバッチ実行されます。あとはダウンロード完了のダイアログがでるまで放置します。

更新プログラムの取得完了

何か聞いてきていますがログを表示するかどうかなので「いいえ」をクリックして終了します。
これで更新プログラムのダウンロードが終了しました。

取得した更新プログラムをインストール
 セキュリティソフトやアンチウイルスソフトなどユーザーアカウント制御をしているソフトは
全て「機能停止」または「無効」にしてください。誤動作や作業用アカウントが消えないなど
不具合が発生します。

 ★ネットワークを無効にしてインストールしてください。
LANケーブルをPCから抜く、ノートPCならば無線LANスイッチをOFFにするなど。
これをしないとWindowsUpdateが起動し「進まない」状態に陥ります。(機種にもよりますが)


WSUS Offline Updateの中にあるフォルダ「client」の中にダウンロードした更新プログラムと自動アップデータが入っています。
上のスクリーンショットの UpdateInstaller.exe が実行ファイルです。


UpdateInstaller を実行するとIE11を自動インストールするよとメッセージが出ます。OKをクリックして進めます。
結局日本語IE11はインストールされないみたいです。後でインストールすることになります。


インストールするオプションプログラムの選択画面が表示されています。

 C++ランタイム
 .NET Framework
 リモートデスクトップの更新など
必要なものにチェックを入れます。

「Automatic reboot and recoll」にチェックを入れて「Start」をクリックします。
あとは自動的に再起動しながら更新プログラムをインストールしてくれます。

ご注意:
 Automatic reboot and recollにチェックを入れて更新作業を行う場合、
総ての工程が終了するまで作業用アカウントでログインします。
デスクトップに現れるアプリケーションや、一部設定、電力管理やスクリーンセーバー制御、
自動実行されるサービス等が実行されていません。

途中で作業を破棄する場合は
「client\UpdateInstaller.exe」をAutomatic reboot and recollの「チェックを入れない状態で実行」しください。
作業用アカウントからWSUS Offline Update実行前のアカウントに戻してくれます。
(その後再起動することで元の環境に戻るはずです)


更新プログラムのダウンロード時と同様にコマンドプロンプトが起動し更新プログラムのインストールを開始します。


「Automatic reboot and recoll」にチェックを入れていない場合

 上のスクリーンショットのようなメッセージと共に更新プログラムのインストールが停止します。
これは再起動が必要な更新をインストールしたので反映させなくてはいけないという事でしょう。

Installation successfull. Please reboot your system now and recall Update afterwards.
再起動の後、再度UpdateInstallerを実行します。
「Automatic reboot and recoll」にチェックを入れている場合は自動的に再起動し更新を継続します。

ご注意:
 1回目の更新にはかなり時間が必要です。新規にWindows7をインストールした環境で
 最新のPC(2016年製)で約2時間
 初代ネットブック(2009年製)で8時間以上必要
 「Ending」と表示が出るまで更新を続ける。

更新作業が終わるまで放置が基本。
 下手にWindowsの設定を変更する事は自殺行為です。


listing ids of missing updates ( Please be patient, this will take a while)
正常なPCでも機種により数分~30分程度時間がかかります。
(30分以上停止した状態でCPUの負荷が高い場合は異常と判断できます)

異常と判断する材料
 ・タスクマネージャを開き「プロセス」タブのsvchost.exeを見ていくと1個だけ沢山メモリを食っている物がある。
 ・HDDにアクセスしていないのにもかかわらず、CPU使用率の高い状態が続いている。
 ・listing ids of missing updates の表示で30分ていど過ぎてもそのまま。

★更新が進まない場合
 Windows 7 の WindowsUpdateの不具合回避法(進まない、終わらないなど)
上の記事の「★WSUS Offline Updateが止まったようになる」を参照してください。

Installing update ??? of ??? (stage size: ???)
上のメッセージが現在の進行状況を表しています。まさに牛歩の歩みと言ったところですw

更新プログラムのインストール終了


Ending WSUS Offline update...
アップデートは完了しました。いや~~~長かったwww

あとはWindowsUpdateから環境に必要な「推奨更新」をダウンロードして適用してください。

推奨更新がインストールされない訳
 推奨更新はユーザーが選択してインストールする必要があり、
新規インストール状態のWindows7にはWSUS Offline Updateでは
推奨更新に対する更新はインストールされません。

ただしWSUS Offline Updateで選択した物を除く

ユーザーが推奨更新をインストールした後にWSUS Offline Updateを行うと
必要な更新プログラムをインストールするようです。

私は新規インストール時に一度WSUS Offline Updateを実行した後、
あとはWindows Updateのみで更新しています。(更新できています)

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