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外付けHDDケースを内蔵用に加工

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更新:2019年10月20日
 穴あけ加工と整線

必要な機能を1つに
 最近コンピューター機器に対して欲が薄く(笑)なっているような気がする今日この頃なのですが、複数ある周辺機器とりわけ外付けHDDなどを1つの大きな筐体に纏め、最終的に1台のPCに加工できないか構想を練っている所です。

まず外付けHDDを内蔵用に加工
 簡単な話、外付けHDDをPCに内蔵したければちょっと大きめのタワー型PCケースを購入すれば事足りるでしょう。しかし私はタワー型PCというのがあまり好きになれず(住宅事情で置き場もない)できればデスクトップ型で棚に設置でいないかを考えてみたのですが、市販のデスクトップPCケースでは思ったほどストレージなどの周辺を内蔵できないようです。

 そこで考えたのが旧世代のPCを改造することにより中身を現在使用しているPCに入れ替え、PCケース自体も作り変えてしまおうと思います。まずは手始めに外付けHDDを内臓用に加工してみました。


加工した外付けHDDフレーム(以下HDDユニット)

 写真の加工した外付けHDDは玄人志向のRAID型2台用HDDケースの皮を剥いてUSB3.0コネクタをはずして、ケーブルを適当な長さで直付けしたものです。HDDのモードはシングルモードで固定しています。このHDDユニットは+12V単一電源で動作可能でUSB3.0信号が入力されていない場合HDDのディスクの回転を止める仕様になっています。内蔵にあたり機能上不必要なものは総て取り外して内臓向きに改造しています。

 HDDユニットのサイズは
  奥行き:175mm(HDD含む)
  幅:120mm(ローレットネジ含む)
  高さ:68mm

取り付けは金属フレームに穴を開けてネジかリベットで固定すれば良いでしょう。複数設置する場合にはユニット同士を5cm程度離せばローレットネジでHDDの交換も可能です。(ちょいと狭いけど)HDDの取り付けに必要な板金加工が最小限で済むのもこのユニットの有難い所です。


制御基板

 目の見えないおじさんが必死にUSB3.0の配線を半田付けしていますが出来上がりが汚い(笑)。まぁテストでは正常動作しましたのでいつでもPC筐体内に内臓可能です。電源線はATX電源に直付けしようかと考えています。

信号線はPC筐体内でUSB3.0 HUBなどを用いて接続すれば筐体のスペースが許す限りユニット毎に増設することができるでしょう。

複数載せる

重連結(笑)

同じHDDユニットを複数製作し横に繋げて筐体の横幅の許す限り増設することが可能です。写真はHDDユニット同士を5cmのスタットボルトと隙間埋めの平ワッシャを使って連結しています。この連結はHDDユニット同士の固定用ローレットネジ取り外しの為の隙間と、ユニットを固定した際の筐体の撓み防止の為に必要になります。(HDDはアルミの塊で結構重量があります)

穴あけ加工と整線

取り付け部分に穴開け

 HDDユニットを筐体に固定する穴を開けました。姿勢が悪かったせいか位置がズレたり(笑)。穴の径は3.2mmで3mmリベットもしくは3mm皿ねじで筐体に固定しようと考えています。


ちょいズレたw

しかしフレームに使用されるスチールが結構硬くて久しぶりのハンドドリル(電動)で苦戦したのはここだけの話。


整線

 取り付け間近のユニットは配線も纏めておきます。今後の予定ではHDDユニットを3基まで搭載できるように考えています。整線は電源線とHDDのアクセスランプ用の配線を別に結束してアクセスランプをフロント側(制御基盤側)に、電源線とUSB3.0信号線を筐体内側(HDD搭載側)に向けて伸ばしています。

今後の予定
 HDDユニットを3基連結してHDD6基の大きなユニットを作ろうかと考えています。その際ユニット毎の間隔が広いため筐体に入らない可能性があるため、ユニット間の連結に使用しているスタットボルトを50mmから40mmに短くして取り付ける予定です。またアクセスLEDが5mmの高輝度緑色なので3mm中輝度赤色に交換する予定です。(高輝度は目に優しくない)これに伴い通電LED(高輝度青色)を撤去します。(通電状況はメイン電源のLEDがあるので必要なし)

資料
・HDDユニットに使用しているUSB3.0外付けHDDケースは「玄人志向 HDDケース3.5インチHDD2台搭載可能 USB3.0/2.0 GW3.5AX2-SU3/REV2.0」でHDD1基あたりの最大容量は4TBです。
・HDDユニットに使用するHDDはSEAGATE BarraCuda ST4000DM004を使用。(室温20度で空冷なし40度程度の低発熱と比較的薄厚にして軽重量な部類な為)

さて、次はPC筐体選びにでも行ってきましょうか。

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