更新:2021年09月16日 マザーボード交換による諸々の不具合解消
発熱が酷くて音が煩い
以前Core i3-3217Uを搭載した初代NUCを搭載した本機でしたがCPUや周辺部品の発熱が酷くFANで空冷と排気を行っていましたが、FANの静穏動作では満足な廃熱ができずに音が煩いという負の連鎖に見舞われ我慢の限界に(笑)
そこで発熱が低く熱源の部品すべてがヒートシンクに覆われているDiginnos DG-STK4Dの改造品を再び内臓する運びとなりました。
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改造後の本機
キーボードとマウスはBluetoothで接続しています。
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液晶側の基板面
タッチ液晶パネルの基板と左右に制御ボタン用の基板があります。この辺りは以前のまま手を入れていません。
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本体側
反射で見辛いですが真ん中の光ってるのがマザーボードのヒートシンク(裏側)でケース底面に60×60mmのアルミヒートシンクでマザーのSoCや電源ICの放熱を行います。
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本機裏側
ヒートシンクの横からはノート用ブロワーFANで風を当てて熱を逃がします。これが低回転でもけっこう良い風圧があり音も静か。
本機は電源に19V共有電源を繋ぎ内部で5Vを作って動作します。タッチ液晶や制御部、FAN関係はUSBバスパワーをトリガーとした電源リレーで制御しています。
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テスト環境
本機は過去のパッケージゲームやコンシューマー・ゲーム機エミュレーター用に環境を整えています。デスクトップにはランチャーソフトを入れて大型アイコンで各ゲームのアイコンを置きタッチ一つで全画面起動しプレイします。
OSにはWindows10 1511 Lite 64Bit版(軽量改変版)を入れており、64Bit OSでも起動時の初期使用メモリは600MB以下に抑えています。
あとはMicroSDとUSBメモリで認識する最大容量までストレージを拡張してソフトを放り込む予定です。
スペック
マザーボード
Diginnos DG-STK4D
ドスパラが発売したスティックPCを同社がジャンクとして2000円で販売した製品。
メモリに不具合があったがマザーボード交換にて解消。
SoC
Intel ATOM x5-Z8550(Cherry Trail)
4コア 4スレッド 1.44-2.4GHz 2Mキャッシュ
メモリ
DDR3L-1600 4GB デュアルチャンネル
ストレージ
eMMC 32GB
内部MicroSDにて最大512GB内臓可能
内部USB3.0にて最大1TB内臓可能(MicroSD USB2.0変換)
発熱が大きく自己破損の可能性があるためUSB3.x USBメモリは使用しません。
内部USB2.0 HUBに最大4つのMicroSDを内臓可能(MicroSD USB2.0変換)
USB
USB2.0 TypeAポート×1
表示機能
7インチタッチ対応液晶
物理解像度1024×600表示 Windowsにて1280×720ドット表示
26万色表示(1677万色表示ではない為画面にモアレが出る)
音声出力
3.5mmステレオヘッドホン出力×1(HDMI出力)
通信機能
WiFi 5GHz AC 433Mbps対応
Bluetooth 4.0
セキュリティ機能を停止しているのでソフトのインストール時以外WiFiは未使用。
制御キー
マウス方向ジョイスティック
マウススクロールボタン
Windowsキー
マウス左右ボタン
機能キー×2(Ctrl・ESC)
電源ボタン
制御キーを採用した背景には一部のゲームでタッチ操作ではダブルタップしないとメッセージ送りできないなど操作に支障があったため物理キーに対応させた。
OS
Windows10 1511 Lite 64Bit版(自作改変版)
Defenderやセキュリティ機能を停止することでパフォーマンスを改善。不要サービズやテレメトリ関連機能を停止することで常駐メモリ量を少なくした。
パフォーマンス
Windows10を可能な限り軽量化したため操作自体は軽めです。アプリケーションの実行には多少「まったり」する部分はありますが「ゲーム」を実行する分にはあまり不便は感じません。
ベンチマーク
CPU-Z Bench Multi Thread:353 → 365
メモリスピード1066(533)MHz → 1600(800)MHz
Atom SoC x5-Z8350と比べると本機SoCはメモリがデュアルチャンネル接続なためパフォーマンス的にかなり優れているように感じます。ですがCore系CPUと比べると「まったり」なのは相変わらずです。(笑)
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最高画質だと重い
テクスチャー系3Dベンチマークでは「やや重い」と判定。パフォーマンス調整次第ではプレイは可能なようです。
マザー交換後のスコアは2388。メモリスピード上昇で多少スコアが上がるも判定は「やや重い」でした。
発熱
SoCに負荷をかけた状態(CPU負荷100%・GPU負荷80%以上:CPU性能によりGPUは100%負荷にはならなかった)で1時間放置した環境で測定。
FAN速度最低(静穏)状態でSoC 2.4GHz、発熱最高70度で安定動作。
サーマルスロットリングによる速度低下なしで非常に優秀だと思います。
まぁATOM SoC搭載マシンとしての話でWindows10を「素」のままで動作させると「まったり」動作なんですけどね。
発熱が酷くて音が煩い
以前Core i3-3217Uを搭載した初代NUCを搭載した本機でしたがCPUや周辺部品の発熱が酷くFANで空冷と排気を行っていましたが、FANの静穏動作では満足な廃熱ができずに音が煩いという負の連鎖に見舞われ我慢の限界に(笑)
そこで発熱が低く熱源の部品すべてがヒートシンクに覆われているDiginnos DG-STK4Dの改造品を再び内臓する運びとなりました。

改造後の本機
キーボードとマウスはBluetoothで接続しています。

液晶側の基板面
タッチ液晶パネルの基板と左右に制御ボタン用の基板があります。この辺りは以前のまま手を入れていません。

本体側
反射で見辛いですが真ん中の光ってるのがマザーボードのヒートシンク(裏側)でケース底面に60×60mmのアルミヒートシンクでマザーのSoCや電源ICの放熱を行います。

本機裏側
ヒートシンクの横からはノート用ブロワーFANで風を当てて熱を逃がします。これが低回転でもけっこう良い風圧があり音も静か。
本機は電源に19V共有電源を繋ぎ内部で5Vを作って動作します。タッチ液晶や制御部、FAN関係はUSBバスパワーをトリガーとした電源リレーで制御しています。

テスト環境
本機は過去のパッケージゲームやコンシューマー・ゲーム機エミュレーター用に環境を整えています。デスクトップにはランチャーソフトを入れて大型アイコンで各ゲームのアイコンを置きタッチ一つで全画面起動しプレイします。
OSにはWindows10 1511 Lite 64Bit版(軽量改変版)を入れており、64Bit OSでも起動時の初期使用メモリは600MB以下に抑えています。
あとはMicroSDとUSBメモリで認識する最大容量までストレージを拡張してソフトを放り込む予定です。
スペック
マザーボード
Diginnos DG-STK4D
ドスパラが発売したスティックPCを同社がジャンクとして2000円で販売した製品。
メモリに不具合があったがマザーボード交換にて解消。
SoC
Intel ATOM x5-Z8550(Cherry Trail)
4コア 4スレッド 1.44-2.4GHz 2Mキャッシュ
メモリ
DDR3L-1600 4GB デュアルチャンネル
ストレージ
eMMC 32GB
内部MicroSDにて最大512GB内臓可能
内部USB3.0にて最大1TB内臓可能(MicroSD USB2.0変換)
発熱が大きく自己破損の可能性があるためUSB3.x USBメモリは使用しません。
内部USB2.0 HUBに最大4つのMicroSDを内臓可能(MicroSD USB2.0変換)
USB
USB2.0 TypeAポート×1
表示機能
7インチタッチ対応液晶
物理解像度1024×600表示 Windowsにて1280×720ドット表示
26万色表示(1677万色表示ではない為画面にモアレが出る)
音声出力
3.5mmステレオヘッドホン出力×1(HDMI出力)
通信機能
WiFi 5GHz AC 433Mbps対応
Bluetooth 4.0
セキュリティ機能を停止しているのでソフトのインストール時以外WiFiは未使用。
制御キー
マウス方向ジョイスティック
マウススクロールボタン
Windowsキー
マウス左右ボタン
機能キー×2(Ctrl・ESC)
電源ボタン
制御キーを採用した背景には一部のゲームでタッチ操作ではダブルタップしないとメッセージ送りできないなど操作に支障があったため物理キーに対応させた。
OS
Windows10 1511 Lite 64Bit版(自作改変版)
Defenderやセキュリティ機能を停止することでパフォーマンスを改善。不要サービズやテレメトリ関連機能を停止することで常駐メモリ量を少なくした。
パフォーマンス
Windows10を可能な限り軽量化したため操作自体は軽めです。アプリケーションの実行には多少「まったり」する部分はありますが「ゲーム」を実行する分にはあまり不便は感じません。
ベンチマーク
CPU-Z Bench Multi Thread:353 → 365
メモリスピード1066(533)MHz → 1600(800)MHz
Atom SoC x5-Z8350と比べると本機SoCはメモリがデュアルチャンネル接続なためパフォーマンス的にかなり優れているように感じます。ですがCore系CPUと比べると「まったり」なのは相変わらずです。(笑)

最高画質だと重い
テクスチャー系3Dベンチマークでは「やや重い」と判定。パフォーマンス調整次第ではプレイは可能なようです。
マザー交換後のスコアは2388。メモリスピード上昇で多少スコアが上がるも判定は「やや重い」でした。
発熱
SoCに負荷をかけた状態(CPU負荷100%・GPU負荷80%以上:CPU性能によりGPUは100%負荷にはならなかった)で1時間放置した環境で測定。
FAN速度最低(静穏)状態でSoC 2.4GHz、発熱最高70度で安定動作。
サーマルスロットリングによる速度低下なしで非常に優秀だと思います。
まぁATOM SoC搭載マシンとしての話でWindows10を「素」のままで動作させると「まったり」動作なんですけどね。