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Windows 7 の WindowsUpdateの不具合回避法(進まない、終わらないなど)

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更新:2017年05月10日
 ここ3カ月くらいはアップデートに不具合もなく安定していますね。

WindowsUpdateによる更新が「進まない」「終わらない」場合の対処法
WindowsUpdateを実行しWindows7を更新しようとしたが不具合がある場合、以下をお試しください。
文章を簡潔にするため説明をかなり省略しています。
Windows7新規インストール環境、既存Windows7環境の両方に対応。

前準備と「しておくと良い」作法
 ・「★月例更新後に更新できなくなった」の当月分を
  先にダウンロードしておく。

 ・WSUS Offline Updateを使ったWindows7の更新を参考に
  WSUS Offline Updateを先にダウンロードしておく。
  更新が進まない事を見越して更新ファイルを取得しておくと尚良い。

 ・コンポーネントリセットツールを「こちら」から
  ダウンロードしておく。

 ・各対策でダウンロードした更新ファイルを実行する際は
 WindowsUpdateが実行できない状態で作業する。
 一番の近道は物理的にネットワークから切断する。

 ・ながら作業は厳禁
  言うまでも無く再起動の要求や更新に影響があるから。

 ・慌てて作業しない
  前工程の作業中に次の工程を実行したり
  前工程の作業中に再起動を手動で行ったりは
  作業の中断として新たな不具合を招く

 ・対象のWindows7が32Bit版か64Bit版かを確認する
  更新プログラムがインストールできないと慌てる事が減る。

 ・セキュリティーソフトなどをインストールしている環境は機能を無効にする
  WSUS Offline Updateで最近「アカウント」絡みの誤動作が目立っています。
  セキュリティソフトをインストールしている場合、機能を停止(無効化)してから
  作業してください。
  特に「ユーザーアカウント制御」を管理しているソフトは誤動作の元です。

★月例更新後に更新できなくなった(毎月10日前後)

 2016年09月(情報の提供を頂いたR730発症中様に感謝いたします。)
  Windows 7 用セキュリティ更新プログラム (KB3185911) 32Bit「こちら」、64Bit「こちら

  Windows 7 用更新プログラム (KB3172605) 32Bit「こちら」、64Bit「こちら
  最新のWindows Update Clientが内包されています。今後必要になる更新です。

 2017年05月(05月10日発表)
  KB3172605 がインストールされていない環境はインストールする。(2016年09月を参照)

 以上の更新ファイル(当月分だけで良い)をインストールし、再起動の後WindowsUpdateを試す。

 「適用できない」系のエラーが出る場合は環境が整っていない場合があります。
 「★長期間更新をしていない場合」を試す。

★状況を確認してみる
 コンポーネントリセットツールを「こちら」からダウンロードして実行します。
 結果にエラーがある場合エラーを解消して再起動します。

  「解消済み」がある場合WindowsUpdateを試してみる。
  状況が改善されている場合があります。

  ・エラーが出た
   「★エラーが出て解消できない」を試す。

  ・「最新の更新プログラムのインストールに関する問題」と言われる
   「★長期間更新をしていない場合」を試す。

★長期間更新をしていない場合
 WSUS Offline Updateを使ったWindows7の更新
 こちらの記事を参考にWSUS Offline Updateを使って更新する。

 更新が途中で止まったようになる場合は「★WSUS Offline Updateが止まったようになる」を参照。
 ここまでの更新が必要。(環境が整う)

★Windows7を新規にインストールした場合
 新規に更新を行うには最低でも対象PCのドライバがインストールされている必要がある。
 ドライバで対象PCが「何なのか」を把握出来ていない状況で更新しても成功しない。
 最悪対象PCとは違う機種の更新を行いシステムを修復不能にする可能性もある。

 現在のWindowsUpdateと仕様が違うためそのままでは更新が出来ません。
 WSUS Offline Updateを使ったWindows7の更新
 こちらの記事を参考にWSUS Offline Updateを使って更新する。

 遅いのは我慢する(DOSプログラムだから)
  2016年製PC(Core i7) 約2時間
  2009年製PC(Atom) 8時間以上

 更新が途中で止まったようになる場合は「★WSUS Offline Updateが止まったようになる」を参照。

 この止まったようになる現象は必要。
 「★月例更新後に更新できなくなった」でインストールする更新プログラムの
 必須環境がここまでの更新で整う。

 Automatic reboot and recollにチェックを入れて更新した場合、
 「Ending.」と表示があるまで必ず実行を継続する。
 途中で中断した場合、作業用アカウントが残り以前の環境に戻らない場合がある。

 WSUS Offline Updateで更新が完了したらWindowsUpdateを実行。
 70~80個程度の更新プログラム(推奨更新含む)が見つかるのでインストール。
 数回の再起動とWindowsUpdateを繰り返し「最新の状態」まで更新を繰り返す。

 その後必要であればテレメトリ排除やスパイウェア対策を施すと良いでしょう。

★エラーが出て解消できない
 WindowsUpdateの構成ファイルを初期化してみる

 ●初期化
  以下の「ここから」「ここまで」をカットアンドペーストして新規テキストファイルに貼り付ける。

  「ここから」
net stop wuauserv
net stop cryptSvc
net stop bits
net stop msiserver
ren %systemroot%\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren %systemroot%\System32\catroot2 catroot2.old
del "%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr0.dat"
del "%ALLUSERSPROFILE%\Microsoft\Network\Downloader\qmgr1.dat"
net start wuauserv
net start cryptSvc
net start bits
net start msiserver
wuauclt /resetauthorization /detectnow
  「ここまで」

  貼り付けたテキストファイルを「WindowsUpdateReset.bat」に名前を変える。
  管理者権限(ファイルを右クリックして選択)で実行する。
  実行後WindowsUpdateを試してみる。
  更新が成功したら以下の「複製ファイルの削除」を実行する。

 ●複製ファイルの削除(●初期化を実行した場合)
  以下の「ここから」「ここまで」をカットアンドペーストして新規テキストファイルに貼り付ける。

  「ここから」
net stop wuauserv
net stop cryptSvc
net stop bits
net stop msiserver
rmdir %systemroot%\softwaredistribution.old /q /s
rmdir %systemroot%\System32\catroot2.old /q /s
net start wuauserv
net start cryptSvc
net start bits
net start msiserver
shutdown /r /t 0
  「ここまで」

  貼り付けたテキストファイルを「WindowsUpdateDelete.bat」に名前を変える。
  注意:自動的に再起動する(環境によりしない場合もある)
  管理者権限(ファイルを右クリックして選択)で実行する。

★WSUS Offline Updateが止まったようになる
 2017年04月の時点で最新のWSUS Offline Updateをダウンロードして使用してください。
 
 Automatic reboot and recollにチェックを入れて更新した場合、
 「Ending.」と表示があるまで必ず実行を継続する。
 途中で中断した場合、作業用アカウントが残り以前の環境に戻らない場合がある。

★WSUS Offline Updateが途中で勝手に終了する
 WindowsUpdateコンポーネントが壊れている可能性あり。
 ★エラーが出て解消できないを試してみる。

★しておくと良い作業
 WindowsUpdate実行後、特にWindows7を新規インストールした環境では以下の作業を行うと良い。

 復元ポイントの削除
 ・「システム」のプロパティで「システムの保護」を無効に設定。
 ・「構成」をクリックして「ファイルの保護を無効」にチェックを入れる。
 ・「適用」をクリック。
 ・「ディスク領域のの使用量」の「削除」をクリック。
 ・「システム設定とファイルの以前のバージョンを復元する」にチェックを入れる。
 ・「適用」をクリック。
 ・「OK」をクリックして終了。

 新規にWindows7をインストール後、デバイスドライバをインストールし、
 更新ファイルを現時点の総てをインストールし終えた時点で行うと良い。
 (新規環境のためこれ以上戻す必要が無いため、復元ポイントはいらない)

 ディスククリーンアップを行う
 ・ディスククリーンアップを起動、総ての項目にチェックを入れる。
 ・ディスククリーンアップを実行。

 ストレージの不要なファイルを削除してストレージの空き容量を確保する。
 場合により数GBの容量が確保できる。
 (エラー報告ログが大量の容量を消費している)

 ストレージがHDDの場合はデフラグを行う
 ・WindowsUpdate時の速度アップがある「かもしれない」。
 ・ストレージ内の整理は習慣付けておくと良い。
 ・SSD環境ではデフラグは行わない。SSDの寿命を削だけ。

 メモリに余裕があればページファイルをなくす
 ・(最大で)メモリの容量分ストレージを節約できる。
 ・最低8GB以上のメモリを搭載したPCが望ましい。

 ハイバーネーション(省電力スリープ)を行わない場合
 ・コマンドプロンプトを起動。以下のコマンドを実行する。

 powercfg /hibernate off

  このコマンドはハイバーネーション用ファイルを削除する。
  ストレージに数GBの空き容量を確保できる。

★過去の不具合を解消してきた更新プログラム
 資料として掲載。インストールする順番に書いていますが
 既にWindowsUpdateサーバーから消えたり
 名前が変更された物もあるようです。

 ①WindowsUpdateAgent-7.6
 ②WindowsUpdateDiagnostic(これは診断および修復ツール)
 ③Windows6.1-KB3050265
 ④Windows6.1-KB3112343
 ④Windows6.1-KB3138612
 ⑤Windows6.1-KB3020369
 ⑥Windows6.1-KB3153199
 ⑦Windows6.1-KB3145739
 ⑦Windows6.1-KB3161664
 ⑧Windows6.1-KB3168965

 これは過去の記事に掲載した分です。
 これ以降は当記事を参考にしてください。

★WSUS Offline Updateを使う理由
 星の数ほどありそうな「ケースバイケース」に一々個別に対応できない。
 であるならば「ローラー作戦?」的な対処法が必要になる。

 WSUS Offline Updateは更新ファイルを事前に収集し、
 問答無用で一から総てインストールしようと試みる。
 そこで足りない更新や破損、故意に更新しなかったファイル等を補い
 推奨環境に整える。

 「話はそれから」である。

 更新が進まない原因は過去の更新の「歯抜け」が殆どで
 稀にユーザーが手を入れすぎた為に「必須から外れた」
 設定になっている事も原因と言える。

 こうして一度「推奨環境」に整えられた環境で
 最新の更新を試し、成功したならば万歳三唱である。

 原理的には
  WSUS Offline UpdateはWindowsUpdateの更新ファイルを
 後追いの形で収集できるようになるため遅くても1ヶ月もあれば
 以前WindowsUpdateを進まなくしていた原因の更新ファイルも
 UpdateGenerator.exe で取得可能になり、
 取得後 UpdateInstaller.exe によりインストール可能になる。

 以上により過去の更新プログラムはインストールされる訳なので
 自ずとWindowsUpdateの環境は改善される事になる。
 あとは間に合わなかった当月分の更新プログラムをインストールすれば
 WindowsUpdateの不具合はほぼ解決できる。

 テレメトリ系対策やスパイウェア対策は
 更新ファイルを削除せずとも通信ポートに「蓋」をしたり
 アンチスパイウェアソフト等でも十二分に機能する。

 環境を破壊してまで更新ファイルを削るのは得策とは言えない。

★新規インストール情報2017年04月(不定期)
 2017年04月最新のWSUS Offline Updateを使用して更新プログラムを取得する。

 ・Windows7インストール
 ・デバイスドライバインストール
 ・NET切断
 ・WindowsUpdateの設定を「更新プログラムを確認しない」に変更
 ・システムの保護を「無効」に設定(これは好みで:多少更新が早くなる)
 ・WSUS Offline Update実行(自動再起動設定)終了まで続ける
 ・NET接続
 ・最新の状態までWindowsUpdateで更新を続ける

 2017年04月11日正常インストール確認。

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