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PC-9801UV64(仮)製作開始

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PC-9801をインテリアとして蘇らせる
 先週大須の某ジャンクショップで入手したPC-9801UV11のガワ(シャーシ)を使い、WindowsPCを組もうと計画。今回はケースに対して部品配置と板金加工(穴あけ)、さらには通電前の試験まで行います。

配置は数日前に決まっていましたのでケースに穴あけをして組み立てる所から紹介します。


ケースに穴をあけ部品を配置

搭載されている部品
 ・マザーボード:ASRock H110M-STX
 ・ストレージ:
  2.5インチ 500GB SATA SSD
  2.5インチ 320GB SATA HDD(仮) USB3.0接続予定
  上記以外に3.5インチベイを使い2.5インチHDDを最大4基増設可能(USB3.0接続)
 ・電源:SFX 300W +5V,+12Vのみ出力に改造、100V投入と同時に電圧を出力


後ろ側から

 ここでは部品不足から配置のみですがDC-DCコンバータを搭載すればPCとして動作します。


USBポートとモードスイッチとリセットスイッチ


フロント側から

フロント側の加工は元DIPスイッチの場所にUSB2.0ポートを2つ、元のモードスイッチとリセットスイッチをオリジナルに模して配置(未使用)しています。(考えてみればWindowsPCでリセットスイッチを使う場面はほとんど無いですね)ケースの足には「インシュレータ」を装着し嵩上げしています。これは底面に使用したセットビスのため底面を持ち上げる必要があるためです。


電源スイッチはオリジナルのメカニカルオルタネートスイッチ

電源スイッチはPC9801UV11の電源スイッチをそのまま活用し「カチンッ!」という独特な感触でSFX電源の一時側電源(100V)をON/OFFします。本機に搭載したSFX電源はP.S.ONをGNDに繋ぎ一時側電源が投入されるとすぐに二次側電圧を出力するように改造してあります。


シャドウストレージ

ストレージは基本的にマザーの下に配置し、私が所有するSTXマザーはSATA SSD/HDDが1基のみ接続できます。(購入時接続ケーブルが1本しか付属していなかったため)残りのストレージはすべてUSB3.0接続でマザーのUSB3.0ポートに接続します。

STX意外にも
 本機にはSTXマザー以外にIntel NUCも搭載できるように加工しています。


NUCマザーを載せた状態

 NUCを載せる理由はマザーが余っているからというのと、初代のNUCは12Vで動作可能なためDC-DCコンバータが無くても電源のテストができるため暫定的に取り付け可能にしました。


電源のテストのためNUCを起動した状態

 起動テストはフロントパネルの製作が未着手なためケーブルを引き出して各種スイッチやLEDを取り付けています。予定では本機キーボードコネクタの穴をLED付プッシュスイッチに改造してマザーボードの電源とパワーLED表示に使おうかと考えています。


電源LED

 電源表示LEDの緑が優しい点灯で結構すきなのです。昨今の「何でも青色」「やたら高輝度」なLEDの乱用には物申したい今日この頃です(笑)。本機では電源表示「緑」、ストレージアクセス「赤」の半透明でLED全体が淡く光るタイプのLEDを使用します。

 アクセスLEDはFDDのフロントフェイスにあるアクセスランプの窓に赤色LEDを接着して本機のアクセスLEDにしようと思います。FDDのフロントフェイスとスイッチ類、FDDのシャッターは追加で「漂白」が必要なため取り外して保管しています。

フロント周りはわりと簡単だが・・・
 フロントの加工はほぼ終わったといって良いでしょう。問題はリア側のパネルで、昨今のマザーボードを収める関係で強制給排気は必須となっています。となるとリアパネルは完全に作り直しな方が楽なのかもしれませんが、その前にリアパネルの固定に少々難儀しそうです。

今考えているのは最大の熱源であるCPUクーラーの熱を素早く排出できる電源側吸気、マザーボード側排気で何れもリア側のパネルから行われます。本機の板金の構造上それ以外は難しいためでステンレスのパンチング板を使用する予定でいますが、板厚が0.6mmと薄く強度が低いため補強が必要になるでしょう。あとは私自身が一枚板の加工用工具を所持していないのが問題でFAN用の穴を切り欠くのにも苦労する始末です。

最小の手間でリアパネルを作るのにパンチング板を使用するのはいいけど固定する場所がCバススロットと元の電源シャーシの2箇所、上蓋の固定ねじの3箇所が失われるため新たに固定用の板金加工が必要になりました。

さてさてどうしたものか・・・

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